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2022年4月にMSSFから新規事業「ロボットのミッション型性能評価プロセスの仕組み化に関する戦略策定」を受託しました。

【委託元】 一般財団法人機械システム振興協会(MSSF)
【期間】 2022年4月~2023年3月
【目的】

現在、フィールドロボットに対して、現場で与えられた任務(ミッション)が達成可能かどうかを評価する総合的な性能評価(ミッション型性能評価)の手法は確立されていません。一方、2020 年に福島県南相馬市に福島ロボットテストフィールド(福島RTF)が開設され、活用が期待されています。本プロジェクトでは、ミッション型性能手順書の作成、福島RTFでの性能評価試験などを行い、フィールド型ロボットのミッション型性能評価プロセスを仕組み化する戦略を策定します。

【概要】

1)対象とする技術・システム
学識経験者からミッション型性能評価手順書の作成プロセスが提案されていますので、今回、パイロットケースとして土砂災害発生を想定して、陸上移動ロボットによる災害状況調査、被災者の捜索・救助活動などのミッションに適用し、性能評価手順書の作成、福島 RTF での評価試験を実施します。また、評価プロセスの評価を行いミッション型性能評価に関わる一連のプロセスの一般化を試み、評価結果のフィードバックを含むプロセスの仕組み化を検討します。
 
2)主な参加者
学識経験者、産業界、福島 RTF 関係者、消防関係者など
 
3)実施の概要とポイント
●福島RTFの関係者とも連携するとともに、最終ユーザである消防関係者などのニーズを反映しながら、事業を進めます。
●成果に基づき、製造科学技術センターが普及啓発や評価プロセスの体系化・標準化に努める他、2018 年に経産省・NEDO が作成した「ロボット性能評価手順書」に追加するなどの働き掛けを目指します。

【URL】 https://www.mssf.or.jp/4fyleaflet/4d2robot.pdf

2022年度_ロボットのミッション型性能評価プロセスの仕組み化に関する戦略策定_概要.pdf