経済活動の一層のグローバル化の進展等に伴い、その競争力の強化の観点から、製造業においてはその活動の効率化、迅速化 が強く求められています。また、組織の枠を越えた柔軟な連携がますます進展することが予想されます。このような環境にお
いては、各種データ、情報の統合化や相互交換を効率的に実現できる技術の確立が不可欠であり、特に、競争力の基盤である ものづくり現場における最新の情報技術の活用は、企業経営や会計システム等の分野に比べて立ち後れているため、早急にそ
の活用に向けた取り組みを開始する必要があります。このため、最新の情報技術であるシステム間インタフェース仕様として インターネット分野で普及しつつあるXML(拡張可能なマーク付き言語;eXtensible
Markup Language)を製品設計、製造プ ロセス、メンテンス等の製造業におけるものづくり環境に適用するための活動が始まっています。
本フォーラムでは、XMLの最新情報を交えてXMLを活用したシステムへの期待についてユーザニーズを発表して戴き、XMLの可 能性について明らかにしていきたいと考えています。
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