製造業XMLシンポジウム

明日を拓くXML 〜製造業統合化の切り札〜

開 催 結 果


趣 旨

近年の企業活動は、販売活動はもとより研究開発面も含めグローバル化するとともに、企業連携はもとよりバーチャル企業化も進展しており、このような展開は今後さらに高度化、加速化して行くものと考えられます。このため、企業内の各種部門間はもとよりSCM, EDI/B2Bなどの用語に代表される異組織横断的な分野における各種データ・情報の統合化、相互交換が不可欠となりつつあります。
この流れは設計・製造部門にも影響を与えつつあり、PDM、CAD、CAE等のエンジニアリング系および、MES、SCADA、各種シミュレータ、PLC等、計画・生産系を支えるシステムやコントロール機器までを視野に入れた生産システム技術に関する各種データ・情報の統合化、相互交換の整備・標準化の動きが始まっています。 このため、本シンポジウムでは各種データ・情報の相互交換の実現に有力な手段として、世界的に注目を浴びつつあるXML(拡張可能なマーク付け言語、eXtensible Markup Language)に着目し、製造業でのWebサービス活用に向けての課題などについて明らかにしていきたいと考えています。

日 時   平成14年4月19日(金曜日) 10:20〜16:40
会 場   発明会館ホール(東京都港区虎ノ門)
主 催   財団法人 製造科学技術センター
参加者   152名
参加費   聴講無料 [テキスト代3千円(希望の方のみ)]

 

プログラム

10:00〜

 

受付開始

 

司会:  橋向博昭  山武 製品開発本部
              (製造業XML検討委員会 副委員長

10:20〜10:25

 

挨拶
  林 秀行  製造科学技術センター 専務理事

10:25〜11:15

 

基調講演「Webサービスの意味するもの」

  丸山 宏  日本アイビーエム 東京基礎研究所
                     テクニカルアドバイザ

11:15〜11:45

 

製造業XMLへの取り組み

  新 誠一 東京大学大学院
              情報理工学系研究科 助教授
               (製造業XML検討委員会 委員長)

11:45〜12:45

 

昼食

12:45〜13:50

 

XMLに関する国内外調査の紹介

  近野真智子(山武 研究開発本部)/橋向博昭
   (製造業XML検討委員会 委員)

13:50〜14:00   休憩

14:00〜16:40

 

パネルディスカッション (司会:新 誠一)

 

製造技術〜情報通信に関わる団体・企業の関係者を招き、製造業におけるXMLの可能性について明らかにします。

 

パネリスト:

 ・FAオープン推進協議会
       /FAオープンネットワークシステム専門委員会
   松野 強(日立製作所 情報制御システム事業部)

 ・PSLXコンソーシアム
   西岡靖之(法政大学 工学部経営工学科)
 ・マイクロソフト
   河本吉夫(.NETテクノロジー部)

 ・NTT
   下倉健一朗(NTTサイバーソリューション研究所)

16:40

 

閉会

 


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更新日 : 2003/09/04.