お知らせ
FAオープン推進協議会(FAOP)では、2021年度新設した4つの研究会を基に、
2022年度は、下記専門委員会と3研究会の活動を継続して推進いたします。
多くの企業、団体、アカデミア、個人の皆様へご参加頂きたく、随時募集いたします。
今年度の専門委員会・研究会活動は、主にリモート会議に加え、
対面やハイブリッド形式でも実施していく予定です。
★募集する専門委員会・研究会の詳細につきましては、下記Webページをご参照ください。
https://www.mstc.or.jp/faop/committee/study.php
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【1】製造業DX化ビジョン専門委員会(SMDX専門委員会)
1.背景
2021年秋、「IEC/ISO等の国際規格に加え、デファクトに成り得るコンソーシアム
規格も含めたスマートマニファクチャリング(SM)関連の規格を対象とする技術
マップを作成し、企業の技術戦略立案を支援する」ために、研究会が設置された。
その後、技術マップ作成に拘らず、様々な関連情報を有用な形で提供すると活動範囲
を拡げ、2022年4月より専門委員会とし活動を開始する。
2.活動目的
SM関連の技術トピックスや規格類などの現状・動向・展望などを調査し、企業、
特に製造業の今後のDX化を含めた技術戦略をサポートするための情報を、有用な形
でまとめて提供する。
3.活動内容
2022年度:SM関係の現状と技術動向調査
2023年度:さらなる調査の継続と調査結果のまとめ方についての検討
2024年度:調査結果とDX化ビジョンに関する討議内容の取りまとめ
4.期待する成果
・関連技術などの現状と動向の全体俯瞰的な整理ができる。
・各企業の現状認識(位置取り、強みと弱みの認識など)のためのツールを与える。
・将来に向けて、企業の取るべき行動を考える参考になる情報を与えることで、
技術戦略をサポートする。
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【2】生産システム連携手法研究会(MESX研究会)
●概要
iHClの実証実験及び普及活動を行うと共に、MSTCで行われるJIS B3951
の国際標準化支援を行う。
1)勉強会
・2021年度に引き続き関連する技術の勉強会を計画(AASなど)
2)実証実験案
・実践的な実証実験の立案を行う。
・実証実験を実施。普及促進の為に環境整備を行う(ライブラリのWeb公開等)
3)国際標準化支援
・経産省2022年度国際標準化テーマとして採択された活動※を技術的に支援
※ISO/TC 184(オートメーションシステム及びインテグレーション)
SC 5(アーキテクチャ、通信とフレームワーク)/WG 4(FAソフトウェア環境)
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【3】FAセキュリティモデル研究会
●概要
FAシステムのセキュリティ強化を実施するためのFAセキュリティモデルに
関する調査を実施していく。現在の「セキュリティモデル」の意味は、セキュ
リティシナリオ、運用シナリオ、検証シナリオ、シミュレータ上で稼働する
モデル、などを包含する幅広いものである。今後の活動を通してより洗練して
いくものである。
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【4】自律的生産スケジューリング研究会
●概要
1)自律的生産スケジューリング手法の検討
・手法を提案・実装するために必要となる項目の検討および議論の継続
・対象とするモデル工場の決定
・実装規模(機械数・データ量)の検討
・スケジューリングに用いる最適化手法の検討
2)自律的生産スケジューリング手法の実装
上記で検討した項目を含むスケジューリング手法を実装し、得られた結果に
対する評価の実施IoT技術の発展に伴い生産現場で取得可能になったさまざまな
データの利活用状況を調査するとともに、取得可能なデータを用いた自律的生産
スケジューリング技術の開発・改良を行う。
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記
■応募方法:参加申込書(FAOPsenmoniinkai_kenkyukai_moshikomi2022.zip)に
必要事項を記載し、参加したい専門委員会名、研究会名(複数申込可)と応募理由を記載の上、
下記、FAオープン推進協議会 事務局迄、メールまたはFAXでご連絡ください。
■参加資格:FAオープン推進協議会 会員(一般会員・情報会員・学術会員)であること。
参加費は無料です。
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※FAオープン推進協議会へのご入会につきましては、
入会案内(http://www.mstc.or.jp/faop/entry/)をご参照ください。
※学術会員は年会費が無料です。
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(お問合せ先)
FAオープン推進協議会 事務局
〒105-0004東京都港区新橋3-4-10 新橋企画ビル4階 (一般財団法人製造科学技術センター内)
メール: faop-scrtrt@mstc.or.jp 電話:03-3500-4891 FAX:03-3500-4895