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スマート製造分野における動的製造装置モデルの活用に関する国際標準化活動【2023(令和5)年度】

■概要
新国際標準ISO16400シリーズ「仮想製造システムのための動的製造装置モデル」ではコンピュータ内に仮想製造ラインを構成し、製造ライン上の事前検討、計画実行などを支援する情報環境の構築に必要な国際標準を開発している。
本事業では、Part1(全体概要)、Part2(動的製造装置モデルの形式的構造及びテンプレート)及びPart3(仮想製造ライン構成のための動的製造装置モデル利用ガイドライン)の国際標準化に引き続き、Part4(利用方法)、Part5(生産システムへの適用)、Part6(AI適用)の国際標準規格開発を進める。更に、ISO16400シリーズの有用性を確認するとともに、その普及手段についても検討する。他国際規格等の利用方法を検討及び評価し、普及に向けて国際会議及び国内委員会の場で提示し、第4部の国際規格文書に利用方法に反映する。

■ゴール
ISO16400「仮想製造システムのための動的製造装置モデル」の各Partの国際標準を開発する。

■2023年度成果
ISO/TC184/SC5/WG13国内委員会を開催(8回)し、規格開発計画・内容の審議を実施した。また、ハイブリッドによる国際会議(5回)を開催し、日本・ドイツ・韓国主導の規格内容を中心に審議した。また、コンビナ退任に伴い、日本のエキスパート主導で国際メンバの意見を集約して上位組織(SC5 CM)に依頼し、コンビナ候補選出に関する投票を経て日本が新コンビナとして選出された。

スマート製造分野における動的製造装置モデルの活用に関する国際標準化活動_2023(令和5)年度.pdf