■概要
新国際標準ISO 16400「仮想製造システムのための動的製造装置モデル」ではコンピュータ内に仮想製造ラインを構成し、製造ライン上の事前検討、計画実行などを支援する情報環境の構築に必要な国際標準を開発している。本事業では、Part1(動的製造装置モデルの全体概要)、Part2(動的製造装置モデルの形式的構造とテンプレート)およびPart3(デジタル検証システム構成のための動的製造装置モデル利用ガイドライン)の国際標準化に引き続き、Part4(利用方法(仮題))の国際標準規格開発を進める。さらに、国内においては試験研究を実施し、本提案の実現性を確認するとともに、その普及手段についても検討する。国内では試験研究を実施し、提案するフレームワークの試作を行ない、本提案の実現性を確認し、更にその普及手段についても検討する。
■ゴール
ISO 16400(仮想製造システムのための動的製造装置モデル)の各Partの国際標準を開発する。
■2021年度成果
ISO/TC184/SC5/WG13国内委員会を開催(計6回)し、規格開発計画の審議を実施した。また、メールによるPart2・Part3文書の書面審議、Webによる国際会議(3回)を開催し、規格提案計画、関連規格調査について審議を実施した。
製造シナリオのデジタル検証環境構築のための動的製造装置モデルのカタログ化 に関する国際標準化 2021年度成果.pdf