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デジタルものづくり推進のためのデータ基盤に関する国際標準化 【2019(令和元)年度】

■概要
ものづくり(生産過程)では、グループ企業内/企業間でのデジタルデータ利活用が活発に行われている。今後は、ものづくりの下流工程や下流領域を担う中小企業等へのデジタルデータの活用の拡がりが予想される。
本事業では、3D産業データにおける製品の製造可能性・製造関連情報の品質確保に向けた国際標準の規格開発を実施する。

■ゴール
解析・加工・製造・保守(下流工程)での製品品質に焦点を当てた規格ISO 10303-59 ed3 を開発する。
 ※ISO 10303:オートメーションシステム及びインテグレーション- 製品データ表現方法及び交換

■2019年度成果
1)ISO 10303-59 ed3のCD開発
  5月仏・11月米国際会議にて規格審議、CD投票中(2月~4月)。2020年秋に日本での国際会議を計画したが延期
2)メカ・電気・ソフト融合によるデジタル検証技術
  5月仏国際会議にてTR提案を実施、承認→TR開発中
3)三次元図面にて非接触測定プロセス
  電機・電子の代表的な3部品(モールド、切削、金属3Dプリンター)で、非接触測定を実施し、手順書を改定
4)欧米ベンチマーク調査、クラウド環境基盤技術
  欧米ベンチマーク参画方法・クラウド環境要件について調査

デジタルものづくり推進のためのデータ基盤に関する国際標準化 2019年度成果.pdf