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産業用ロボット言語及びエンドエフェクタインターフェースに関する国際標準化【2023(令和5)年度】

■概要
産業用ロボットの世界シェアは近年大きく低下しており、各社間の言語等の仕様の相違や高度先端技術の応用という課題に対応する必要がある。ロボット製造企業やSIer等は、このため海外発のオープンソースの言語への対応、今後の言語の基盤となるタスク指向言語の導入、従来のメカニカルインターフェースに付加すべき新たなインターフェースの導入について、国際標準原案(素案)の作成を行う。 
これにより、(A)言語の基盤であるタスク指向言語の主導権を握り、ロボット未導入分野への導入を可能化、(B)新たな電気的、情報的インターフェースを明確化し、メカニカルインターフェース製造企業以外の関連企業の参入を促進し、新産業分野の創成に繋げる。

■ゴール
タスク指向ロボット言語、エンドエフェクタインターフェースの国際標準化NP提案する。

■2023年度成果
 ・HDD組立工程をモデルとした作業プロセスからプログラムへの変換調査と実証試験(外注調査)実施。
 ・技術委員会設置を決定。委員長:言語(大阪大学 原田先生)、エンドエフェクタ(筑波大学 相山先生)
 ・エンドエフェクタ規格提案ドラフト作成。TC299/WG6(2024年5月20-21日@大阪)で予備的な説明実施を決定。

産業用ロボット言語及びエンドエフェクタインターフェースに関する国際標準化_2023(令和5)年度.pdf