■概要
日本のロボット産業がものづくりなどの現場を変革し続けるために、人工知能や新制御方式を導入することや、新たな用途を開発することが必要である。また、ロボットの初期導入コストを低減することも必要で、このために標準化が有効な場合があるが、安全などの一部の分野で一定の進展があるもののロボット言語やハンドインターフェースにおいてはあまり進歩が見られていない。このような背景の下、日本の産業用ロボットの国際競争力を維持し磐石なものにするために、要素技術シーズの調査や標準化動向を継続的に調査し、他国に先駆けて標準化を推し進めていく。
■ゴール
国内外の産業用ロボット関連技術の標準化の動向および研究者の視座や知見の調査等に基づき、今後標準化すべき要素技術を抽出すると共にその技術仕様案を明確にする。
■2021年度成果
今後標準化すべき要素技術として、「タスクオリエンテッドのロボット言語」および「エンドエフェクタのインタ-フェ-ス」を特定した。
産業用ロボット関連技術の標準化_2021年度成果.pdf