ロボットとその運用システムの研究開発を通じて、社会の発展と産業競争力の強化を目的とした調査研究、各種委員会の運営、プロジェクト提案活動の支援等を行っています。
インフラ維持管理等・ロボット性能評価手法研究開発
現在、老朽化した橋梁、河川、トンネル等各種インフラの維持管理・更新等は、作業員の高齢化等による人材不足、技術者不足などの課題があり、その解決手段として作業員に替わりインフラ維持管理作業を行う各種ロボットの開発が進められています。これらのロボットの確実な実用化、及び適用範囲を拡大していくために、性能及び安全性の評価軸や性能レベルを測定するための標準的試験方法などの研究開発を行います。
インフラ維持管理以外に、将来の災害対応分野や物流分野へ適用範囲を拡大していくため、飛行、地上走行、水中移動など各種ロボットによる実証試験結果や検討委員会での議論に基づき、ロボット性能や安全性などの評価手法の有効性を高めます。
広報活動(ワークショップ等)により、広くユーザーから意見を求め、規格化・標準化活動などへ繋げます。また、事業成果を福島ロボットテストフィールド計画へ反映します。
ロボットによる市場創出に向けて、各種ロボットに適切な性能や安全性を備えさせるために、ロボットの性能を見極め、保証する仕組みづくりを行います。
ロボットの性能や操縦技能等に関する評価基準やその検証手法の確立のための研究開発を行います。