ＦＡＯＰ技術セミナー2021 開催報告

ＦＡＯＰ技術セミナー2021

「これからのものづくり～セキュリティ、生産計画、技術マップ～」

　現在、"ものづくり"を取り巻く環境は、今回の新型コロナ感染症や大規模な自然災害等により、社会システムや需要構造に急激な変化が生じた場合にも対応可能な生産システムの在り方や、IoT・AI等の第四次産業革命の進展、環境・資源・エネルギーの問題などにより、今後、更に大きく変化していく可能性があります。この様な環境の中で、ＦＡオープン推進協議会（FA Open Systems Promotion Forum：FAOP）では、生産におけるデータ交換・管理・制御などの情報プロセスをこの新しい環境に適合させるために、製造設備のコントローラ・製造情報・データ表現から生産システム全体の構造に至る多くの側面でオープンアーキテクチャに基づくニューテクノロジーの開発を推進し、共通基盤技術の確立を目指しています。

今回のセミナーでは「これからのものづくり」の手掛かりとして「これからのものづくり～セキュリティ、生産計画、技術マップ～」をテーマに最新の研究成果をご紹介しました。

日　時　：　２０２１年３月１８日(木)　１４時００分〜１６時３０分

会　場　：　Ｗｅｂセミナー　Ｚｏｏｍ

講演者とテーマ名：

　　　　　１）電気通信大学　i-パワードエネルギー・システム研究センター　澤田 賢治 准教授

　　　　　　　［テーマ名］FA用３Ｄシミュレータによるセキュリティ検証用ベンチマークモデル開発の提案

２）神戸大学大学院　システム情報学研究科　システム科学専攻システム計画研究分野　国領 大介 助教

　　　　　　　［テーマ名］情報共有・IoT技術を用いた生産システムの研究に関する取り組み

３）三菱電機㈱　FAソリューションシステム部　技術企画G　北山 健志　氏

［テーマ名］スマートマニュファクチャリング技術マップの作製提案と取り組み

受講者　：　ＦＡＯＰ、ＩＡＦ、ＭＳＴＣの会員

定　員　：　５０名

参加費　：　無料